(2005年7月発行)

 

給与計算の端数処理

対象システム:あくせす給与

 
 あくせす・給与では「給与計算」時に発生する端数について自動処理を行う機能を提供します。
企業によっては給与規定にて“○○円以下の端数は切り上げて支給します”としている場合があります。手計算では意外と面倒な端数処理について、あくせす・給与の例をご紹介します。
あくせす・給与の端数処理

端数の丸め方の設定

 

あくせす・給与の端数処理は「基本情報」で設定します。

メニューバーのカスタマイズ(C)−基本情報をクリックすると「基本情報」画面が開きます。

@残業計算丸め

超過勤務手当計算時の端数処理の仕方(丸めの方法)をドロップダウンメニューから選択して下さい。

A欠勤減算丸め

欠勤控除の自動計算機能を使用する場合の端数処理の仕方(丸めの方法)をドロップダウンメニューから選択して下さい。

B総支給額の端数処理

総支給額を10円単位に切り上げて端数処理をする場合には[端数処理の有無]をチェックして下さい。

端数処理結果の確認

「基本情報」で設定した端数処理結果は、給与計算の「支給明細」画面で確認できます。

@残業計算およびA欠勤減算は、「勤怠データ」画面を開き勤怠を入力することで自動計算されます。

B総支給額の端数処理は「支給明細」画面を開くたびにその時のデータ内容で自動計算し、結果を[支給合計]に表示します。

注意】総支給額の端数処理は「給与明細」画面を開くたびに「基本情報」の内容(端数処理の有無)で処理しますので、過去に支給した「給与明細」画面を開く時は注意が必要です。再計算結果でデータが置き換えられます。誤って計算した場合は次項をご覧下さい。

端数処理の手動入力

B総支給額の端数計算は手動で行うことも出来ます。

総支給額の端数計算を手動で行いたい場合には、「基本情報」の「端数計算の有無]のチェックを外します。

「給与明細」画面を開き[端数]()に手計算結果を入力して下さい。

端数処理(丸め)を行いたくない場合は、[端数」に何も入力しないで下さい。そのままの金額が[支給合計]に表示されます。

「基本情報」の設定は「給与明細」画面を開いたまま処理することが出来ます。「基本情報」の設定を変更した場合は、以降「給与明細」画面を開いたデータに対し反映されます。

終了後(画面を閉じた)後の支給明細の内容は次に「支給明細」画面を開くまでそのままで保存されます。端数処理の設定を変えても該当者の明細を開かない限り再計算されることはありません。

あくせす・給与ご利用のお客様には別途最新プログラムをお届けしています。
(参考)勤怠データの有効活用について
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