(2018年12月発行)

 

平成30年分年末調整

対象システム:あくせす給与

 
  平成30年税制改正による年末調整について。

☆ 年末調整−昨年と変わった点

1.

配偶者控除及び配偶者特別控除の扱いが変更されました。

 

☆ 「あくせす給与(PROL)」の変更点

1. 平成30年分の年末調整における、配偶者控除及び配偶者特別控除の計算を、画面から申告データを入力することで自動計算します。
2. 配偶者(特別)控除の改定により、源泉徴収簿などの提出書類様式が変更されましたので改定後の様式で印刷します。
 

 ≪「あくせす給与」の操作法≫

配偶者(特別)控除の計算
PROLメニュー 

(1)年末調整計算サブシステムの実行

あくせす・給与(PROL)初期メニューのタブから「年末調整」を選択します。

年末調整計算が終了したら、「帳票印刷」を選択して各表を作成します。

 
年末調整計算 

2)年末調整計算実行

例月(または日給等)給与が表示され、年税額が自動計算されます。

必要に応じて年間控除額等を追加入力します。

各控除項目毎に計算画面が開きますので、申告書に従って入力してください。

※今回は「配偶者控除」が全面改定となっておりますので、該当項目に直接控除額を入力するか、右の矢印で自動計算画面を開いて計算してください。

「社員マスター」の[配偶者コード]が控除対象となっていない場合は入力できません。

 
     
配偶者控除計算

(3)配偶者控除の計算

配偶者(特別)控除の自動計算画面を開くと、「給与所得の申告書」と同一項目が表示されます。申告書通りに項目を入力すると控除額が自動計算されます。

「本人所得額見積」(区分1)をクリックすると、年末調整画面上で計算された最新の本人所得額が表示されます。

平成30年度から、配偶者控除は、配偶者控除と配偶者特別控除が「配偶者(特別)控除」で表示されるようになりました。

[更新する]ボタンで計算結果が年末調整画面に移ります。

 
 
法定調書の作成  
給与支払報告書 

4)源泉徴収簿の作成

配偶者(特別)控除の改定により、源泉徴収簿の一部が変更になりました。

左図の赤線の項目表示が改定となります。

 
 
(参考)平成30年に改正になった点は以下のページにて確認できます。
□平成30年9月以降の厚生年金保険料率の改正について
平成30年3月以降の健康保険料・介護保険料の改正について
   
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