ソフトウェア製品支援情報

(2003年5月)

                                                                    

 

 

あくせす・財務の期首処理について

 

あくせす・財務の期首処理は、会計年度を切り換えるのに不可欠の処理であり、重要な処理になります。ただし、あくせす・財務は期首処理実行の有無に関係なく、決算締めを待たず(残高繰越を後で行う)に次年度の伝票入力や資料を作成することも出来ます。全ての決算伝票が揃った時点で期首処理を行って下さい。期首処理を実行すると各科目の繰越残高が自動修正されます。その後に利益処分の結果を仕訳伝票、または残高修正で設定して下さい。

 

期首処理の実行

期首処理は、指定年度の損益科目以外の科目を指定年度前年度から繰り越します。

初期メニュー−補助機能−期首処理を指定し、画面(左図)から対象年度(西暦)を入力します。

損益科目は「損益計算書」から自動的に取得して初期値として表示しています。損益科目を訂正または追加する場合はボックスに入力して下さい。

通常はそのまま実行を押せば、損益計算書に表示される科目のみ繰越残高がクリヤされ、他の科目は前年度末残が繰越残高に記入されます。

■繰越損益を設定

期首処理を実行した後に科目、繰越損益を設定します。

繰越損益は利益処分の結果を伝票入力、または直接残高入力で設定して下さい。繰越損益が正しく設定されていない場合は、試算表の繰越残の貸借が不一致となります

繰越損益を設定するには、メニューバーのデータ(D)−残高データをクリックして残高データ画面(左図)を開きます。

右下の検索で「対象年度」と「繰越損益科目」を指定して表示させます。

繰越損益科目が表示されたら、「前期末残高」に繰越損益額を入力して閉じるを押せば設定完了です。試算表で確認して下さい。

 

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