(2004年11月発行)

 

平成16年分年末調整

対象システム:あくせす・給与

 
あくせす・給与は国税庁通達の冊子「年末調整のしかた」に基づく、「電子計算等による年末調整」を行います。例月計算および賞与計算を本年1月分から実施の場合は、「給与所得者の申告書」(国税庁提供記入用紙)の内容を入力するだけで年末調整が行われ、税務申告書類等を作成することが出来ます。
 

年末調整の仕方

年末調整の準備
国税庁から支給される「給与所得者申告書」にて年末調整対象者各自の扶養および控除状況を整理します。
年末調整対象開始日より後に給与支給した人について、前職がある場合にはそれまでの「給与支払報告書」を提出して貰います。

□あくせす・給与の年末調整
初期メニューから「年末調整」を選択すると、左の画面が開き、年末調整計算の準備ができます。
例月計算または賞与計算を実施した人の基本計算結果が表示されていますので、前述の申告書内容を追加入力します。

申告書の入力
年末調整対象者の基本的な情報、例えば扶養数や控除対象の配偶者の有無などはドロップダウンメニューから[社員マスタ]を選択して内容を登録または修正します。
年末調整対象者の控除に関する情報、例えば配偶者特別控除金額の計算などは各項目(上図の)右の「?」を押して計算画面を開き、申告書通りに入力すれば自動計算されます。(左図)

所得税の自動計算
計算画面を閉じると先の年末調整画面に結果が反映され、所得税計算結果が表示されます。その時の税制は左上(上図の)に表示されていますので確認して下さい。
該当者全ての計算の後、帳票印刷で完了となります。

年末調整の精算
年末調整の結果を12月給与計算で精算する場合は、
[12月給与計算]→[年末調整計算]→[年調後帳票作成]の順で実行すれば、12月支給分まで年末調整対象となり、各自の給与明細および申告書類に「過不足額」が表示されます。

■昨年と比べて変わった点
あくせす・給与に関係する「昨年と変わった点」は、配偶者特別控除の扱いのみとなります。

国税庁【平成16年分年末調整のしかた】から
配偶者特別控除のうち、配偶者が控除対象配偶者に該当する場合に適用される部分(配偶者控除と重複して控除される部分)については、本年(平成16年)分以後の所得税から適用がないこととされています。
機能や操作法の詳細は開発者にお問い合わせ下さい。
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