(2005年1月発行)

 

印刷イメージ処理

対象システム:あくせす給与

 
平成17年4月から「個人情報保護法」が施行されます。顧客情報のみならず、企業の従業員の情報も個人情報保護の対象となりますので、従来に増して扱いに注意が必要です。
今回は個人情報保護対策の一例を
あくせす・給与にてご紹介します。
印刷イメージの作成
個人情報保護の点から紙ベースの情報よりも電子情報の方が他人に見られる可能性が少なく、セキュリティが保てます。
また、印刷イメージは印刷時に作成時のソフトが不要なので、受取側に特別な設備が要りません。
印刷イメージの作成は、印刷のプロパティで指定することができますので、ほとんどのアプリケーションに対応出来ます。

 

出先に印刷イメージで情報配信
例えば給与計算を本社で一括計算し、支店、営業所など出先に明細書を届ける場合などはFAXよりも安全で郵送よりも早く届けることが出来ます。

□あくせす・給与の給与明細をイメージに作成
(1)ドロップダウンメニューの印刷を開く。

(2)右上の『ファイルに出力』にチェック。←ここがポイント

(3)受取側のプリンターを選択。(

(4)出力するページを範囲で指定する。

(5)OKをクリック。

)受取側のプリンターのドライバが必要ですのであらかじめインストールしておいて下さい。

イメージファイル作成先の指定
(1)出力先の入力を要求されるので次のように入力。

C:¥場所¥ファイル名
場所、ファイル名は任意)

OKで出力が開始、エラーの場合は内容を確認して再入力して下さい。

イメージファイルの配信
作成したイメージファイルをメールに添付して配信します。暗号化できればよりセキュリティが保てますが、第三者には、イメージファイルである事は判りませんのでそのままでも読み取ることは出来ません。

印刷イメージからの印刷
印刷イメージを印刷するには、専用のソフトが必要です。
ライセンスフリーでも優れたソフトがありますので自分に合ったソフトを利用して下さい。

 

印刷イメージの保管 
メールの添付で送られてきたイメージファイルをMydocuments等の適当なフォルダーに保管します。 
印刷プログラム指定の拡張子に変更します。

拡張子).txtなどファイル名の末尾につけるデータ識別。各プログラムはこれを見て取り扱うデータを判断する。通常メール添付のイメージを保存すると.datとなるのでこれを置き換える。
拡張子の変更は使用する
印刷専用ソフトの操作説明に従って下さい。

印刷イメージの印刷
印刷専用ソフトを使ってイメージファイルを印刷します。

(左図はネットワークプリンタへ出力例)
機能や操作法の詳細は開発者にお問い合わせ下さい。
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