(2009年8月発行)

 

社会保険料率の改訂について

対象システム:あくせす給与

 
あくせす・給与では賞与計算時の社会保険料を自動算出します。
政府は厚生年金保険について平成29年度まで毎年0.354%ずつ引き上げることを決定しています。これに伴い平成21年9月分(10月納付分)から厚生年金保険料率が、15.350%から15.704%に引き上げられます。
また、平成18年に健康保険法が改訂され、平成21年(2009年)9月分(10月納付分)から都道府県単位の保険料率となりました。各事業所の在する都道府県の保険率が適用されます。(例えば福岡県の場合は8.2%から8.24%に引き上げられました。)
保険料率を改訂する
税額テーブルの改訂

あくせす・給与の改訂は別途改訂後のプログラムを提供しますが、参考のため自分で厚生年金保険率を改訂する方法を提示します。

あくせす・給与を立ち上げて「初期メニュー」→メニューバー[カスタマイズ]→[税額表]を選択して下さい。(左図
「税額テーブル」画面が開き、現在の値が表示されます。

「税額テーブル」は税額計算に必要な基礎値を登録しており、社会保険率等、制度にて決定される率等も登録しています。厚生年金保険など目的のデータを表示するには下のドロップダウンメニューから該当の税制(保険など)を選択して下さい。(左図

厚生年金保険料率または健康保険料率を改訂するにはメニューから“賞与保険”を選択して下さい。

厚生年金または健康保険の行に現在の率が入っていますので上書きで改訂後の率を入力して下さい。

入力後は[更新日]が現在日に自動変更されます[閉じる]で作業は完了となります。
自分で訂正する場合は制度の改訂日に従い、制度実施後に改訂して下さい。

更新プログラムによる改訂

通常は、開発元が提供する「更新プログラム」を適用することで計算時期を気に掛けることなく対応できます。

 

更新プログラムで改訂した場合は、「賞与明細画面」で改訂結果を確認することが出来ます。
また率適用はプログラムで判断しますので制度実施前に更新処理を行っても問題有りません。

 

提供された更新プログラムが正しく適用されたか否かは「賞与明細画面」の(図の)をクリックして改訂履歴を確認して下さい。該当改訂内容が有れば自動更新が行われ最新に改訂されています。

 

自分で「税額テーブル」(厚生年金率)を改訂した場合は、改訂後の率が反映されたことを計算結果の検算で確認して下さい。

注意あくせす・給与の社会保険料率適用は「賞与計算」時のみであり、例月給与計算は別途「給与マスタ」を変更する必要が有りますのでご注意願います。例月計算時における社会保険料の改訂法は下記の(参考)をご覧下さい。
あくせす・給与ご利用のお客様には別途最新プログラムをお届けしています。
(参考)
例月給与計算における社会保険料の改訂方法(過去の支援情報から)
機能や操作法の詳細は開発者にお問い合わせ下さい。
あくせす・給与の問い合わせはこちら