(2022年11月発行)

 

令和4年分年末調整

対象システム:あくせす給与

 
  令和4年分年末調整について。

☆ 年末調整−昨年と変わった点(国税庁)

令和4年分の年末調整に当たっては、令和3年分から比べて大きな改正事項はありません。
1. 令和4年分年末調整について
(1)給与支払報告者の提出枚数が2枚から1枚になります。
(2)令和4年4月1日より成年年齢が20歳から18歳に引き下げられました。
(3)役員以外の勤続年数が5年以下の者の退職所得金額の計算法が改正されました。
2. 令和5年1月からの主な改正について
(1)非居住者に係わる扶養控除の扱いが変更になりました。
(2)給与所得者の扶養控除等(異動)申告書が改訂されました。
(3)令和5年分の源泉徴収税額表は令和4年分から変更はありません。

 

☆ 「あくせす給与(PROL)」の変更点

1. 令和4年分の年末調整における、税額計算に改正はありません。
従来通りの計算及び書式となります。
 

 ≪「あくせす給与」の操作法≫

年末調整処理
PROLメニュー 

(1)年末調整計算サブシステムの実行

あくせす・給与(PROL)初期メニューのタブから「年末調整」を選択します。

[年末調整]をクリックし画面に従って年末調整に関する申告データを入力します。

年末調整申告データの入力が終了したら、[帳票作成]を選択して各表を印刷します。

 
年末調整計算 

2)年末調整計算実行

例月(または日給等)給与が表示され、年税額が自動計算されます。

必要に応じて年間控除額等を追加入力します。

各控除項目毎に計算画面が開きますので、申告書に従って各控除を入力してください。 

※配偶者控除は、「社員マスター」の[配偶者コード]が控除対象となっていない場合は入力できません。

 
     
配偶者控除計算

(3)配偶者控除の計算

配偶者(特別)控除の自動計算画面を開くと、「給与所得の申告書」と同一項目が表示されます。申告書通りに項目を入力すると控除額が自動計算されます。

「本人所得額見積」(区分1)をクリックすると、年末調整画面上で計算された最新の本人所得額が表示されます。

平成30年度から、配偶者控除は、配偶者控除と配偶者特別控除が「配偶者(特別)控除」で表示されるようになりました。

[更新する]ボタンで計算結果が年末調整画面に移ります。

 
 
法定調書の作成  
源泉徴収簿(2020)
 

4)源泉徴収簿の作成

左図をクリックすると拡大帳票(PDF)が開きます。

 
 
(参考)令和4年に改正になった点は以下のページにて確認できます。
 □令和4年3月以降の健康保険料・介護保険料の改正について
 □令和4年10月以降の雇用保険料の改正について
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